大阪府茨木市は6日から65歳以上の市民を対象に、予約を受け付けているが、
窓口となった市福祉文化会館(同市駅前4)では、混雑が予想されたことから整理券を配り、
その順番に予約を受け付けることにした。実際に6、7日はすぐ定員に達した。
こうした状況もあり、週明けの10日の窓口予約をするために、9日昼過ぎから人の列ができ始めた。
市は高齢者に徹夜で待たせることを避けようと、整理券を前倒しで配布。
9日午後10時半ごろまでに予定の120人分を配り終えた。
このため、10日未明に訪れた市民らからは「なぜもう整理券がないのか」などと苦情が相次いだ。
福岡洋一市長が早朝に呼び出され、警察官も駆け付ける騒ぎとなった。
事態を収めようと、福岡市長はこうした経緯を説明。
整理券の事前配布をHPで伝えたとも釈明したが、これがかえって市民に火をつけることとなった。
高齢の中にはネットなどあまり見ない人も多数いる。
ましてや、HPで伝えたのだから見ていない人が悪いかのような市長の発言。
納得して帰宅する市民はほとんどおらず、「市長を辞めろ」と憤る高齢者もいた。
午前4時ごろに窓口を訪れた70代女性は「コールセンターにはつながらない。
窓口の運営方法も理解できない。市は一体何をやっているのか」と憤った。
市の担当者は「ネットが使えない高齢者ら向けに窓口を設けたが、かえって長時間待たせることになった。
市民の健康状態を考慮し、窓口予約をやめることにした」と説明。
今回の騒ぎを受けて窓口での予約を取りやめた。
‘@国や自治体はあわてないでというが、開始されればアタックするのは当たり前の話。
数が少ないとなれば、尚更駆り立てられる。
そういう事態をつくっているのが国だ。
ましてや大阪では感染者数が増加し、医療崩壊して、死亡者数も増加。