山口県は11日、東京五輪の聖火リレーで県内を走る予定だった、
作家阿川佐和子(67)がランナーを辞退したと発表。
県などによると、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の延長を辞退の理由に挙げているという。
聖火リレー百害あって一利なし。
鹿児島県では4月27、28両日、聖火リレーが行われた。
出水市などでは、ほとんどのイベントを中止している中、聖火リレーは実施された。
東京五輪の大会組織委員会は1日、4月27日に、
鹿児島県奄美市と霧島市であった聖火リレーに関わっていた自治体職員ら計6人が、
新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表。
同県では組織委によると、奄美市では20代と30代の市職員2人を含む3人、
霧島市では市職員3人の感染が確認された。
6人ともそれぞれの市で交通整理にあたっていた。
奄美市では、市内の接待を伴う飲食店で9人が感染するクラスターが発生。
今回、このうちの2人が聖火リレーに関わっていた。
9日に佐賀県で行われたリレーで、隊列を組む車両の運転手の感染が確認された。
これまで警察官や地元の市役所の職員など8人の感染が確認されている。
愛媛県内で聖火リレーの警備にあたっていた警備員が感染。香川県の警察官も感染した。
聖火リレーの密は、メディアが報じている数十倍の密になっている。
すくなくとも、有名人の起用を止めるべきだった。
コロナ禍、有名人を起用して密を作る意味が分からない。
相変わらず真逆の行為を推進する政府。
27日に行われた鹿児島での聖火リレーには、大勢の人が詰めかけた。
そして、関係者6人が新型コロナに感染。
気を緩ませずにコロナ対策をと呼びかけながら、聖火リレーで「機運高めて」と、
ちぐはぐな対応は、人命最優先の政策を行っているとは到底思えず、
相反したメッセージを発している限り、感染は収まらず、信頼も得られない。
全てが矛盾だらけの中、感染が拡大するのは必然だ。
