河野大臣は12日夜のTBS番組で、
新型コロナワクチンの高齢者接種予約が殺到している事態について、
「効率性より住民の平等性を重んじる自治体が多かった。
これは完全に僕の失敗だ」と、自治体の対応が悪いとして、あらためて陳謝した。
その上で、国によるワクチンの承認手順にも言及し、
「平時と同じルールで承認しており、非常事態に弱い。
行政も変わらないといけない」と他人事のように述べた。
‘@当初から指摘されていたことを、改善せずに自治体に丸投げして、
自治体を悪者にして、とりあえず謝る河野流のやり方に、騙されてはいけない。
ワクチン対応で、全国の自治体は大混乱。簡単に謝って済む問題ではない。
1万人ワクチン接種会場も、「自衛隊が自衛隊が」と言いながら、
結局自衛隊は旅行会社に丸投げ。
以前は記者の質問も無視していたが、この頃の穏やかな対応は、
総理の椅子が俄かに現実味を帯びてきたからだ。