なるべく多くの人になるべく早く打つと訴えながら、
予約が混雑しているので、必ず打てるので慌てないでと言う。
高齢者はどうすればいいのだ。
国や自治体の無計画さを、高齢者のせいにされてはたまったものではない。
テレビなどで発言しているコメンテーターも、まだ対象外だから人ごとのように述べているが、
高齢者の大変さを全然理解していない。
17日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」に出演したタレントの石原良純氏は、
接種予約などで混乱が生じていることについて、
「早く打ってもらえたら良かったってことなんでしょうけど、6割か7割までいかないと、
集団免疫ができない、元の生活には戻れないと冷静になって、副作用とかもあるから理解して、
打ったから終わりでなくて、過度に期待しちゃうと、熱出たとか騒ぎになる人もいると思うんですよ。
そういうことも理解を深めて、落ち着いて待つというね」と、相変わらず意味不明のことを述べた。
‘@落ち着いて待っていたらワクチン接種できるのか。
予約しなければできない。
仮に、私は自分の番になれば、やはり初日にアタックするだろう。
国は、「接種券が届いたら、ワクチン接種の会場を予約しましょう。
ワクチンを接種しましょう」と、連日テレビなどで積極的にPRしている。
だとすれば、国や自治体が考えて、市民が混乱しない方法を考えるべきだ。
それを、菅総理が「7月に終わらせる」と断言した。
冷静になれというのなら、それは国に言うべきだ。
過度に期待させているのはメディアや国だ。
同じ番組に出演している玉川徹氏などは、すっかりワクチンに前向きで、
とにかく早く打つことだと、ワクチン神化論的になっている。
玉川徹氏は「接種のスピードをどんどん上げていくのがいいと僕は思っていて、
なるべく多くの人に、なるべく早く打ってもらうことが収束の早道なので」とコメント。
その上で「今のままのスピードじゃ遅い。ただでさえ日本は(接種が)遅く始まってますから。
スピードを上げれる工夫をどんどんしていくのがいいことだと思います」と続けた。
石原氏は、「落ち着いて、冷静に」という言葉を、玉川氏に向けるべきだ。