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​神戸市、ワクチン常温廃棄、業者反論。960回分。

株式会社セルート(以下「弊社」)~管理温度の逸脱~に関する見解について。


弊社が神戸市より受託している新型コロナワクチン(以下「ワクチン」)の、

配送業務に関して、同市より~管理温度の逸脱~というタイトルの記者発表資料が出されております。

当該資料内には、「事故の発生状況」として「集団接種会場では、

現地スタッフ(委託)が配送業者より保冷ボックスに入れたままワクチンを受領し、

責任者(市職員)が出務してから、保冷庫にワクチンを格納するという運用方法を実施していました。

本市から配送業者および委託事業者に対して、当該運用方法について指示をしていましたが、

その指示が配送業者内において配達員にまで徹底されておらず、

配送員が配送時に保冷ボックスを回収してしまったため、常温状態となってしまいました。」

と記載されており、あたかも本件事故の原因は、配送業者が運用指示に反して、

保冷ボックスを回収したことにあるかのように報告されておりますが、

事実は異なります。




実際には、本件事故が発生した令和3年5月11日時点において、神戸市の配送業者に対する指示は、

ワクチンの配送にあたっては保冷ボックスを回収するよう求めるものであり、

保冷ボックスに入れたままワクチンを現地スタッフに渡すよう求めるものではありませんでした。

同日に先立つ8日朝より集団接種会場へのワクチン配送が開始されておりますが、

この時点においては同市より従前指示されたとおり保冷ボックスを回収する手順で、

ワクチン配送を行い、集団接種会場において委託業者にワクチンを問題なく受領頂いております。

少なくとも弊社は同市の運用指示を忠実に遵守したものであり、

上記記者発表資料のような、同市の運用指示に反した事実はございません。

記者発表資料が誤解を招く内容であること、

弊社を含む関係者に事実を十分確認しないまま一方的に作成されたものであり、

弊社および関係者の名誉・信用を著しく毀損することから、

弊社は同市に抗議を申し入れてきました。


    (久元 喜造市長)

同市においても、記者発表資料の修正案を作成し、それを弊社に交付し、

改めて修正の記者会見を行う予定であると説明していたことから、

弊社は事実に関する見解の発表を見送らせて頂いておりました。

しかしながら、今般、同市においては前言を撤回し、

一旦出した記者発表資料の修正はできない旨の報告を受けましたので、

誠に遺憾ではございますが、弊社よりこの場で事実に関する見解をご報告させて頂く次第です。

なお、最後になりましたが、このたび192バイアル(960回接種分に相当)のワクチンが、

使用できない状態になりましたことは、配送の一端を担う弊社としても忸怩たる思いです。

今回の事故を厳粛に受け止め、全社一丸となって皆さまにワクチンが、

安全かつ確実に届けられるよう、より一層尽力して参る所存です。

‘@職員と現場スタッフ、配送業者、何か違和感があると述べたが、

やはり、あったようだ。

>05.13

なぜ、わざわざ保冷ボックスから出したのか。

受け取ったスタッフもそれに気づかなかったということは、

両方ともに、手順が理解できていなかったということだ。