新型コロナ対策の持続化給付金100万円を騙し取ったとする容疑で、
今年2月、和歌山市でリフォーム業を営むA氏が和歌山県警に逮捕された.
警察は、男が山口組系暴力団とつながりがあるとみていて、
不正に得た金の一部が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて、調べを進めている。
詐欺罪で起訴されたA氏は、和歌山県選挙管理委員会に自民党支部として届けられている、
政治団体「自由民主党自由同和会和歌山県支部」の代表者だった。
5月18日に和歌山地裁で初公判が開かれ、おおむね罪については認めている。
そして、逮捕に伴い同団体の代表を辞任したA氏に代わり、3月14日付で代表に就任したと、
「和歌山県報」(5月7日付)に記載されたB氏という人物も、過去に強盗致傷の罪で逮捕されていた。
その強盗致傷事件の被害者が、“紀州のドン・ファン”こと野崎幸助氏(享年77)だった。
B氏は野崎氏を襲い、金庫のカギを奪って逃走、懲役12年の判決が下った。
地元紙には事件をめぐる報道で、B氏の肩書きは「元暴力団幹部」と紹介されている。
自民党和歌山県連の事務局長に聞いた。
「A氏の事件は本当に残念です。支部は和歌山県連の傘下組織のひとつという位置づけです。
A氏は2年前に党員を集める活動がしたいと言い出して、
自民党の人権問題と活動が一致するところもあるので、支部として活動することが認められた。
逮捕後、A氏は党員資格が停止されています」
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B氏については、
「勝手に選挙管理委員会に届け出をして、選管では認められたということかもしれませんが、
県連としてはB氏が支部代表になることは承認していません」と話した。
しかし、B氏は関係者に向けて代表就任の挨拶状を送り、決意を述べている。
※週刊ポスト
‘@和歌山は自民党のドンである二階俊博・幹事長のお膝元。
自民党は暴力団関係に関しては寛容なようだ。
票さえ集めればいいという、二階幹事長の信念が根底にある。
総理選びの一翼を担う政党支部の代表が、暴力団関係者(元?)ということは大問題だし、
国を挙げて暴力団撲滅を謳う政府の重鎮のひざ元で、
「政治と暴力団」が密接につながっていることの憤り憤慨。
同和問題は相変わらず暴力団が絡んでいる。憤怒憤怒。