医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン（NEJM）」は２５日、
東京オリ・パラの選手向けの行動規則集「プレイブック」について、
科学的なリスク評価に基づいて作成されていないとする公衆衛生の専門家らの論文を掲載した。
「競技種目や施設による感染リスクの違いが考慮されていない」
「マスクは医学的に承認されたものを支給するべき」などとし、
「現在のプレイブックは見直しが必要」と指摘。
またWHOに対し、感染症専門家などを集めた緊急の委員会開催を提案している。
NEJMは、マサチューセッツ内科外科学会によって発行される、英語で書かれた査読制の医学雑誌。
継続して発行されている医学雑誌のうちでは世界で最も長い歴史を誇り、
また世界で最も広く読まれ、最もよく引用され、最も影響を与えているとされる。
