東京オリ・パラ組織委員会の橋本聖子会長は、東京大会のコロナ対策に、
「プレイブックバージョン2のコロナ対策が実際に機能することを実証できた。
残り2か月、万全な準備を行い大会を成功させたいと思います」と、意気込んだ。
その上で、「東京大会に向けては今月、海外選手を招いた陸上などの4つのテスト大会で、
アスリートや関係者およそ6700人が参加しましたが、
感染者は入国時に確認された1人にとどまった」と、自信を滲ませた。
マサチューセッツ内科外科学会によって発行される医学誌、
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンは、
東京オリ・パラについて「感染対策が不十分」と指摘する論文を掲載。
「プレイブック」について「科学的リスク評価に基づいて作成されていない」と指摘。
「現在のプレイブックは見直しが必要」と警告した。