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​大阪のコロナ対策の誤算。

大阪府では、コロナ患者の症状によって受け入れる病院を分ける方針を取った。

重症の患者を治療するのは、高度な医療に対応する設備がある大学病院など。

中等症の患者は、呼吸器内科などがあるなど、地域の比較的大きな病院。

軽症や無症状で、基礎疾患がない人などは、ホテルや自宅で療養してもらうことにした。

しかし、重症病床がいっぱいになったことで、影響は全体へと広がっていった。

重症化した患者は、病院の集中治療室ICUで治療を継続したが、

中等症患者の4倍ほど看護師が必要だ。



マンパワーが全く違うので、多くの中等症病床が運用できなくなることが起きていた。

自宅で療養している人は、最大で1万8000人を超えた。

結果として入院したくてもできない患者の割合が非常に高くなってしまい、

本来、早期に治療することで重症化を防ぐことが重要だったが、できなくなってしまった。

その結果、死者数が増加した。

今後の教訓に生かさなくてはいけない。