全国の地方議会初。
東京都小金井市議会は3日、
「東京オリンピック・パラリンピック開催の中止を求める意見書」を賛成多数で可決した。
市議会議長名で近く、菅総理や小池都知事に送る。
共産など7会派の11人が賛成し、自民、公明など10人が反対した。
立憲民主系ら2人は議場を退席した。
意見書は「東京五輪を見切り発車で強行するのは人命、国民生活尊重の観点から、
許容限度を大きく逸脱する」と、五輪の中止や感染防止の徹底を求めている。
提案者の1人、片山薫市議は「五輪中止を求める意見書可決は全国の地方議会初ではないか。
私たちの意見を受け止め、最善の判断をしてほしい」と語った。
五輪中止を求める動きとしては、5月に小金井市議会の有志11人が、
意見書と同趣旨の要請書を国と都に送付。
多摩地域の市議ら約130人も同様の要請書を送っている。
‘@やはり、自民党議員過半数を阻止することは必要だ。