政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​看護師になったことに後悔の念。

府対策本部会議の専門家の発言に首をかしげた。

「ある医師が第1~3波の経験を『成功体験』と話していたが、驚きしかない。

死者を増やしてきたこれまでを成功と評価するなら、第4波を招いた責任は対策会議にもある」。

国の対応も疑問だ。

医療従事者はせき込んだ患者の飛沫(ひまつ)や嘔吐(おうと)物を浴びても検査してもらえないのに、

「五輪では何回も関係者を検査すると聞いて、悔しさがある」と困惑する。



4月末、コロナ病床でまた一人の患者が亡くなった。

するとその病床もすぐ次の患者で埋まり、挿管することになった。

「患者に十分、向かい合えていないのではないか」

やりきれない思いで、看護師になったことに後悔の念が浮かんだ。

その日は大阪で44人の死亡が発表された日だった。

しかし朝から続いた雨が上がると虹が見え、「頑張りや」と言われている気がした。

「一日も早い収束を願って頑張っていきたい」過酷な現場に消えそうな気力を、

ぎりぎりのところで奮い立たせている。

‘@忘れないで、頑張ってくれている医療従事者たちのことを。