広島知事「予想外」
新型コロナのワクチン接種で広島県は7日、福山市内に大規模接種会場をオープンした。
1日1800人の高齢者に接種する計画だが、この日訪れたのはわずか88人。
急きょ備後圏6市町の医療従事者らに接種希望を募り、高齢者以外の150人にも接種した。
湯崎英彦知事は会見で「こんなに低調なのは予想外」と語った。
県によると医師10人、看護師25人を含む計125人を配置し、17日までに1万8千人に接種する計画。
対象は福山市と世羅町の接種券を持つ高齢者で米モデルナ製ワクチンを使う。
‘@現在、東京の大規模接種会場で87%の空き、大阪でも78%の空きとなっている。
どうしても早く打ちたい元気な高齢者が一巡したようだ。
以前にも指摘したが、出かけるのが大変な高齢者も多くいる。
そういった人は、地元で打てるまで待っている。
それと、ワクチンのファイザーとモデルなの違いを懸念する人も少なからずいるだろう。
今後、かかりつけ医で速やかに打てるようワクチンを配布するべきだ。
今回の試みは悪くはないとは思うが、費用対効果は低すぎだし、読めた部分でもある。