日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は10日、、
経理部長の電車死亡事故に関する週刊文春の報道に対し、
「事実と異なる」と語り、抗議文を出すことを明かした。
経理部長は7日午前、都営地下鉄浅草線中延駅で電車にはねられ、死亡した。
線路に飛び込んだとみられ、警視庁が自殺とみて調べていると報道されている。
週刊文春は、JOC幹部が同日夕方に職員を集めて、
「この件については外部に漏らさないように」と指示したと報道。
山下会長は「事前に文春から問い合わせがあって、広報から『全然話が違う』と連絡があった」と指摘。
「ご遺族への配慮を最優先にしてあたっていこうと。マスコミへの対応は一元化したいから、
そこはみんなも理解して欲しいとと言ったのが、文春では全然違った形で」と憤った。
その上で、経理部長と親しかった職員が、遺族と連絡を取り合っている。
「奥さんも娘さんも自殺だと思っていない。警察の判断に対しては不満を持っていると。
飛び込んだとほとんどの記事がなっているが、私たちが聞いた話は違う。
頭が当たったと。飛び込んでいない」と説明した。