ブラジルで開催されている南米諸国のサッカー大会「コパ・アメリカ」で、
選手ら53人が新型コロナに感染。
したことが分かり、選手などから批判が出ています。
地元メディアによると、ブラジル保健省は、「コパ・アメリカ」に出場する選手や、
大会関係者5082人に対してPCR検査を実施したところ、53人に陽性反応が出たと発表。
53人は、滞在先のホテルで隔離されているという。
13日からブラジルで始まった「コパ・アメリカ」は、
当初、アルゼンチンとコロンビアの共催で行われる予定だったが、
新型コロナの感染拡大に対する懸念から両国が開催を辞退。
大会の10日ほど前にブラジルで行われることに決まったが、
事前の世論調査では54%がブラジル国内での開催に反対していた。
大会中は選手に48時間ごとのPCR検査が義務づけられているほか、
移動の飛行機やバスはチャーターのみ、試合や練習以外は外出が制限されるなど、
徹底した新型コロナ対策が行われていた。
しかし今回、感染者が相次いで出たことで選手などから、
“急に大会の開催が決まり対策の準備が不十分だった”などと批判が出ている。