東京都は、東京オリンピック・パラリンピックの期間中に、
都内で都などが計画していたパブリックビューイングをすべて中止することを決めた。
一部の会場はワクチンを接種するための会場に転用するという。
これは、東京都の小池知事が19日、記者団に明らかにしました。
都立大学南大沢キャンパスは、大学と連携してワクチンの大規模接種会場に転用するほか、
調布駅前の会場は、地元自治体と共同で接種の拡充のために使うという。
都は、都民や事業者に感染対策への協力を求めているなか、
大会期間中に人の流れの増加を招くパブリックビューイングの実施は見直しが必要と判断したという。
小池知事は記者団に対して、「東京オリンピック・パラリンピックを成功させていくために、
さまざまな観点から必要な対策だと考えている」と説明。