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​大宮立てこもり犯人を警視庁が取り逃していた?

「私も6時間監禁」被害者女性A子さんが告白。


「正直に話すと、私は “パパ活” として男(林 一貴 容疑者・40)と会ったんです。

2万円で “関係” を持つという約束で、駅で待ち合わせました」

林容疑者が新宿区のホテル選びに何度も難癖をつけたことから、

「逃げられそうな場所を考えていたのかも」と後になって、感じたという。

そしてようやくラブホテルに入室すると、突如、暴力を振るわれたのだ。

「背後から首に腕を回され、顎を数回殴られました。

首筋に指を当てながら『ここを絞めたら、すぐ死ぬんだぞ』と脅されました。

男は結束バンドで私の手を後ろ手に縛り、バンドを輪にして鎖のように繋げて足を拘束し、

その状態で性行為をしてきたんです」



「先の尖った植木ばさみのような刃物をずっと持っていて『俺は刃物の使い方に慣れている。

お前を生きたまま、苦しませることができる』『ハンマーで女の頭を殴った』などと語っていました。

ただただ恐怖で、どうやって逃げようかをずっと考えていました」

A子さんを監禁している際、林容疑者は約20万円が入った彼女の財布を奪っていた。

そして午後5時半に林容疑者に言われるがまま、一緒に退室。

出口の精算機の前で、林容疑者が目を離した隙に、A子さんは「助けて!」と叫んだ。

「私が男の持っていたトートバッグを掴むと、バッグの中身が落ちて、

男はカードホルダーのようなものだけを拾って逃げていきました。

そのときに見えたカードに記載されていた名前が、林容疑者のものだったんです」

通報を受け、数分後に警察官が駆けつけた。

女性は暴行、監禁、窃盗被害について話したが“男女のトラブル” として片づけられたという。

そして、今もって捜査はおこなわれていないという。

「大宮の事件報道を見て、あの日に私を監禁、暴行した男だとわかったんです。

びっくりして、あらためて2度も新宿警察署に被害届を出そうとしましたが、

受理してもらえませんでした。



現場に残されていた林容疑者のトートバッグは、あの日に来た警察官が押収して、

新宿署が保管しているんです。調べれば、すぐに同一人物とわかるはずなのに」

FLASH 記者も同行したが、やはり新宿署はA子さんの被害届を受理しなかった。

「個別の事件についてはお答えできません」のみだった。

‘@なぜ、被害届を受理しないのか。理解できない。

ここまで行動しているのだからA子さんの証言は事実なのだろう。

林容疑者かどうかは別としても。

しかし、かたくなに受理しないところを見ると、その可能性は高い。

新宿辺りは、この手の騒動は日常茶飯事、軽く見たのだろう。

このままスルーして、失態を無きものにしようとしている。