岐阜県の各務原市の浅野健司市長は、「苦渋の決断ではありますけれども、
集団接種会場は一時休止にさせていただく」と陳謝した。
もともと2か所だった集団接種の会場を、
政府が高齢者への接種を7月末までに終えるよう目標を掲げたことで、先月、8か所に増やした。
ところがその矢先、国から供給されるワクチンが大幅に減った。
せっかく整備した8つの会場は来月から使用中止に。
会場スタッフの派遣や設営のキャンセルで、数千万円の費用がかかる可能性もあるという。
「交通整理、人の流れの整理を委託していたので、物品等で数百万円、
派遣会社のキャンセルで約4000万円程度という金額が試算されている。
ワクチン接種はスピードを争う競技ではない。
(国には)地域の実情をもうちょっと把握していただけるといいのではないか」と、
無力感に肩を落とした。
三重県四日市は、来月までにおよそ5万5000人分のワクチン接種を計画していたが、
国からの供給がその半分にも満たないことが判明。
急きょ高齢者への集団接種の予約受付を中止した。
玉川徹氏などもこの頃は、すっかりワクチン妄信者になり、ワクチン接種などのミスは好意的にとらえ、
職域接種中止も、ワクチン接種が増えていることだから喜ばしいと、短絡的だ。