予約キャンセルで「市長と相談せい!」「納得いかない」怒りと落胆。
河野大臣は、自治体むけについて「供給量が希望量の3分の1でございますので、
希望量の配送というのはできません」と、唐突に発表。
政府関係者によると、申請された約5200会場のうち、半数ほどが未承認だという。
その影響を受け、京都市の堀川病院は、新規の予約申し込みは停止した。
「一日も早く接種いただけるよう取り組んで参りました矢先の突然の通達で大変困惑しております」
などとホームページで伝えた。
理由は、京都市から届いたワクチン不足の知らせ。
堀川病院の山田事務長は、市から「『ワクチン接種のスピードが国の供給量を大きく上回っている中で、
不足する状況に至りました』と。
これまでは週に420回分のワクチンを受け取っていたが、来週からは120回分に減らされることに。
そのため、予約をしていた人にもキャンセルをお願いしている」と、罪悪感と疲労で困憊。
山田事務長は、
「(キャンセル対象が)270人おられまして、昨日と今日で全員の電話連絡を行っています」
予約されていた方は、
「全員落胆されております。『市長と相談せい!』みたいなことを言っておられる方もおられますし、
『納得いかない』という方ももちろんおられます」と、困惑顔で肩を落とした。