インターネットサイト「Change.org」で2日朝から開始。
「五輪に対しては、もう何を言っても仕方ないよねという無力感がはびこっている。
その気持ちをなんとかしたいと思ったからです。これはメディアの責任もすごく大きい」と訴える。
要望書では、五輪の「安心安全」をどう実現するのかについて、
国民が納得いくような説明がされていないこと、
首都圏でコロナの感染者数が再拡大する傾向にあること、
ワクチン接種率が低いことなどを問題視。
「日常生活の抑制を求めながら、コロナクラスターを無数に作る可能性を秘めた、
五輪開催を強行しようとする不条理」への怒りが深くなっていると指摘。
主催者が「開催ありきで、市民の間には今さら何を言っても無駄だと無力感が広がっている」なかで、
「切迫した時期だからこそ、最後のチャンスと考え、あえて言うべきことを言っておきたい」として、
「歴史的暴挙ともいうべき東京五輪が中止されること」を求めており、
反対したことを残しておかなくてはいけないと主張。
署名はオンライン署名サイト(チェンジ・ドット・オーグ)で始まりました。
5日午後12時現在で4万3千人を超える署名が寄せられています。
呼びかけ人は、飯村豊(元外交官)*呼びかけ人幹事、上野千鶴子(東大名誉教授)
落合恵子(作家)、三枝成彰(作曲家)、佐藤学(東大名誉教授)
澤地久枝(ノンフィクション作家)、田中優子(前法政大学総長)ら、13人が名を連ねている。