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都議選 自公で過半数届かず 。

4日の東京都議会議員選挙で、自民党は都議会第1党となったものの、

過去2番目に少ない議席数で、目標としていた自民・公明両党での過半数に届かなかった。

一方で、都民ファーストの会は、議席を減らし自民党とは2議席差で第2党となった。



選挙前は45議席で第1党だった都民ファーストの会は14議席減らして31議席に。

一方、選挙前25議席だった自民党は33議席を獲得。

共産党は、選挙前の18議席から1つ増やして19議席を確保。

さらに、選挙前8議席だった立憲民主党は、15議席に躍進。



‘@国政選挙さながらの自民党の戦いだった都議選。

閣僚、国会議員を多数動員。

しかし、自公でも過半数に届かなかった。

大方の専門家とされる人の予想(一桁)に反して、都民ファーストは31議席と踏ん張った。

小池知事は、ホッと胸をなでおろしているが、

小池知事の行動を振り返ると、今回の結果は読んでいた気もする。



NHKは、4日、出口調査を行った。

小池知事の都政運営「評価する」が64% 。

東京都の新型コロナ対策については、

「大いに評価する」が9%、

「ある程度評価する」が52%、

「あまり評価しない」が28%、

「全く評価しない」が11%。

評価するが61%、評価しないが39%、全く評価しないは1割程度。

メディアの評論家やコメンテーターなどの見解とは大きな違いがある。

ここら辺りの読みに、敗因がある。



メディアの多くは小池知事を叩くが、都民は冷静に受け止めている。

もしかしたら、メディアが叩けば叩くほど、都民は小池知事を応援するのかもしれない。

私は、吉村知事よりは小池知事の方が真面な対応をしているとみている。

そして私の読み通り、メディアは小池知事が政府にケンカを売っているように常々報道しているが、

実際は、政府が小池知事をイジメていることを、麻生大臣も言及した。



メディアが作り上げ、政府が利用する。もしかしたら、政府が作り上げ、メディアが流布する。

私は端から否定したが、近々では「小池知事が五輪中止を進言する」と、

あたかもさもあらんかのように連日誤報道した。

そして今は、国政進出で総理狙い。

お笑いだ。よほど小池知事を恐怖に感じているのだろう。

都民の方が、賢明なのだと思う。



評論家は、自身の予測が外れた言い訳ばかりしていると、

トランプ大統領の時同様、変わらず間の抜けた評論しか出来ない。

ちなみに、安倍前総理や多くの自民党有力者が応援した崎山知尚(さきやまちしょう・荒川区)は落選し、

「ちくしょう」と地団駄踏んだ。



候補者全員が当選した公明党石井啓一幹事長は、

NHKで「創価学会のみなさまありがとうございます」と言い放った。

山口親分同様、政教分離原則を完全に無視し、憲法違反を誇った。