東京オリンピックの観客の扱いをめぐり、萩生田文部科学大臣は、
国立競技場での感染リスクについて、スーパーコンピューター「富岳」での試算結果を公表。
1万人の観客に10人の感染者がいた場合でも、全員がマスクを着用し、
観客の間に空席を設けることで、感染リスクを下げられるとした。
(声を出せばさらに暑くなる)
具体的には、客席の後方から風が吹いている条件では、感染リスクは限りなくゼロに近く、
前方から風が吹いている条件では、感染リスクは少し上がるものの、
新規感染者数は1人に満たない程度の結果になったという。
観客1万人が競技を4時間観戦した場合の感染リスクは、最悪のケースでも5人以下という。
萩生田大臣は「国立競技場にかぎっては感染拡大は抑えられることが、科学的にも証明できた」と述べ、
安全・安心な大会運営に向けて大会の組織委員会と試算結果を共有する考えを示しました。
国立競技場は客席に設置したファンから場内に風を送り込み、
競技フィールドの上昇気流を使って空気を循環させる仕組みを採用しているという。
大会のメイン会場の一つである国立競技場では、開閉会式の他に、
サッカーや陸上のトラック競技を実施予定。
‘@移動の密になるときも考慮されているのか。
コンピューターは入れる条件によっても結果は違ってくる。
夏の暑いときに全員がマスクを一切外さないとはとても考えられない。
熱中症が心配される、むしろ、そちらの方が問題だろう。