国による新型コロナワクチンの供給不足を受け、神戸市が5万人以上の予約を取り消しで、
波紋が広がっている。
市や医療機関に問い合わせや苦情が相次ぎ、突然の対応に医療機関の医師らも困惑。
一方でワクチン不足にもかかわらず、ワクチンの廃棄が増える懸念も浮上している。
ファイザー製ワクチンは1瓶で6回接種でき、診療所では毎日、6の倍数分の予約を受けてきた。
1回目の予約だけが取り消されると端数が生じることになる。
市は「捨てるわけにいかない。誰かに打ってもらうことになる」とするが、
「半端分を1回目の人に打っても、2回目が打てるかどうか。何か対応を考えなければ」と頭を抱える。
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