7月8日、から揚げのテイクアウト専門店「から揚げの天才」100店舗達成セレモニーに出席した、
ワタミ株式会社の渡邉美樹会長は、いきなり緊急事態宣言について語り出した。
東京都に4度目となる緊急事態宣言が発令されることが決まったことに、
「お酒だけが原因とされ、我々だけがずっと犠牲になっている」と怒りをあらわにした。
「緊急事態宣言が出た瞬間にウチは月間で4億円の赤字になる。
でも、状況から緊急事態宣言は出さざるを得ないと思う」と宣言の発令には理解を示しつつも、
「宣言を出すなら、ちゃんと緊急事態にしていただきたい。いつまでたっても街には人があふれている。
百貨店はいい、映画はいい。それは緊急ですか?」と疑問を呈し、
酒を提供する飲食店ばかりに休業が求められることへの不満をぶちまけた。
‘@渡邊会長もたまにはいいことを言う。
公に発言できる人が発信することはいいことだと思ったが。
ニュースの一部しか見ていなかったので、驚いたのは、聞かれてもいないのに、
いきなり緊急事態宣言について話し出したようだ。
もう一つは、世間の声が「思えが言うな!」「さんざん従業員を使い潰してきた企業の会長がよく言う」
などの声が出たことだ。
渡邉会長が退いてから、一時はホワイト企業化したと話題になったワタミだが、
一昨年に渡邉氏が会長に復帰すると、残業代未払いに関する労働基準法違反で、
是正勧告が出されるなど、すぐにブラック体質が顔を覗かせた。
指摘が出ても致し方ないことか。
と、この記事を書いていてもう一つ驚いたことが、
「から揚げの天才」はテリー伊藤氏も絡んでいる。