サイゼリヤの堀埜(ほりの)一成社長は14日の決算会見で、
今秋までにある総選挙で投票に行くよう、従業員に呼びかけた。
堀埜社長は、酒類の提供をやめさせようとした政府の一連の対応について、
「もう一回怒るべきなのか、ちょっと冷静になって考えてみようと思う。
こういう状況をつくったのは政治家だけなのか。実は我々にも責任があるんじゃないか」と述べた。
その上で、「みんながあきらめる、面倒くさくなって投票に行かない。
非常に大切な権利である選挙を放棄していないか」と訴えた。
同社では毎週、アルバイトらを含め約2万人の従業員向けに、
社長のメッセージを漫画形式で発信している。
13日付のメッセージでこうした内容を盛り込んだという。
‘@私と同様の考えを、サイゼリヤの堀埜社長が、社員らに向けて発信した。
国民は、自分たちが許しているということに目が覚めていない。
だから、この頃は、選挙区を表記している。
選んだのは、あなたたちなのだ。
よく政治家や評論家、コメンテーターが述べる、選挙で結果を出す。
だとすれば、その人に投票した有権者は同ざいとなる。