英オリンピック委員会の総裁を務めるアン王女は19日、選手団に向けた応援メッセージの中で、
東京五輪に出席しない意向を示した。
アン王女はエリザベス女王の長女。
1976年のモントリオール五輪に馬術の代表選手として出場し、88年からはIOCの委員も務めている。
東京五輪にも出席が見込まれていたが、王女は「現場にいられないのは悲しいが、
私と全国民はあなた方を応援しているし、故郷から誇りを持って支えている」と選手団に語った。
日本国内で東京五輪への反発が強く、外国人に対する警戒感も広がっていることから、
日本の国民感情を考慮したとみられる。