さすがに組織委も素早かった。‘@
東京五輪開会式・閉会式のショーディレクターを務める小林賢太郎し(48)が、
お笑いコンビ「ラーメンズ」時代に、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を、
お笑いコントのネタにしていた。
米国のユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタル・センター」は21日、
日本の報道を引用した形で「いかなる人間も、どれだけ創造的であるとしても、
ナチスのジェノサイド(民族大量虐殺)の犠牲者をあざ笑う権利を有してはいない」
との抗議声明を出していた。
ここまでくると、あえてそういう人うを選んでいたのかと勘繰られる。
そしてそういう人が、小山田圭吾氏らを採用していたのだ。
海外メディアの中には「呪われた五輪」(Cursed Olympics)と揶揄して報じているところもある。
あらゆる差別を禁じるという五輪憲章の精神を軽視し、
人選でも運営でも「五輪は特別」と突っ走ってきたツケが、今最悪の時期に最悪の状態できている。