「今の日本は、日本軍と反日軍の内戦状態にある」
ドラゴンクエストの作曲家・すぎやまこういちしは、
「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」発起人。
朝日新聞を糺す国民会議代表呼びかけ人。
日本カジノ学会理事。
政治家に対する直接的な支援としては、松原仁・稲田朋美・城内実などの、
応援曲の作曲を手掛けたほか、
2012年には稲田しに計250万円(夫人・之子名義のものを含めると計450万円)、
安倍前総理に計160万円、中山成彬しに130万円、中山恭子しに80万、
赤池誠章しに50万円を献金するなど、金銭面での支援も行っている。
2020年10月27日、文化功労者に選ばれた。
2015年6月に公開された「チャンネル桜」の番組に出演した杉田水脈しは、
「生産性がない同性愛の人達に皆さんの税金を使って支援をする。
どこにそういう大義名分があるんですか」などの発言を行った。
このときのホスト役が中山恭子しと、すぎやまこういちしだった。
すぎやましは「男性からは言いにくいことをガンガン言っていただくのはありがたいですね」
「正論ですよ」などと、番組内で杉田しに賛同した。
すぎやましは、「決して間違っていなかった」「あの大東亜戦争がなかったら、
これほど次々とアジアの人々が独立を果たせなかったかもしれない」と、大東亜戦争を肯定。
『WiLL』の2011年12月増刊号『すぎやまこういちワンダーランド』で、
すぎやましは淡路恵子さんと対談し、つぎのように述べている。
「僕がドラクエのストーリーで印象に残っているのは、『ドラクエV』に登場する『光の教団』。
怪しい宗教団体が出てきて、司祭が『世の中に武器などというものがあるから戦争が起こるのです。
皆さん、武器を捨てましょう』と布教するんです。
村人たちがその言葉を信じて武器を捨てると、途端に魔物の群れが村を襲って占領されてしまう。
現状の日本を思ってしまうシーンですよ。
『憲法九条を信じて武器を捨てても、相手が武器を持っていたら乗っ取られるぞ』と。
(中略)ドラクエをやっていれば分かるように、平和は戦って勝ち取るものであり、
戦う姿勢によって守られるものなんですよ」と、戦う姿勢を示すべきと強調。
011年5月、靖国神社崇敬奉賛会の講演会では、
「非常に漫画チックな言い方」と断ったうえで、
「なんと、政府、内閣を反日軍が占めているのです。
この反日軍の人達が大震災を足掛かりにして、どさくさに紛れて、
日本国家を解体しようという動きをしているように見えます。
そのことに大変な危機感を持っていまして、何とかこれを防がなければいけないと思っています」
(『平成二十三年度 講演記録集』、靖国神社崇敬奉賛会)
当時は東日本大震災の直後で、民主党政権の時代だった。
つまり、すぎやましは、菅直人元首相らが「反日軍」として国家解体を目論んでいる(ように見える)
といっているのだ。
ちなみに、すぎやましは「日本軍」のメンバーとして、安倍晋三、西田昌司、稲田朋美、高市早苗、
衛藤晟一、山谷えり子らの名前をあげている。
「日本には所謂、反日軍御用達みたいな新聞があったりします」
「我々に出来る事は、やはり朝日新聞の購読者を一人でも減らす、
少しでも他の新聞に変えて貰うという事です」と、麻生・安倍しらと同様のことで恫喝している。
すぎやしによれば、共同通信も「やや反日軍に近い」
彼にしてみれば、自分の意見と反対のものは全部反日、
安倍氏同様、自分が日本だと勘違いしている。
沖縄の「二紙」(沖縄タイムスと琉球新報と思われる)について、「二つともとても駄目みたいです」
と批判。