8月1日の全国知事会では、
現在の状況について「感染爆発と言っても過言ではない」と危機感を示した。
夏休み中の都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止、
または延期するよう求める国民向けのメッセージ案を示した。
やむを得ず移動する場合は、事前にPCR検査を受けるよう要望。
全国大会などに参加する学生や関係者に対して、事前に検査などを行うことや、
計画通りにワクチンを配分することなどを国に求めた。
特に、ワクチンの配分について、「エッセンシャルワーカーなどへの一般接種が、
職域接種よりも優先されず、国が説明を二転三転させたことで、
大規模接種会場の返上が相次いだ」と断じた。
その上で、「ファイザー製ワクチンの使用を予定しているところが、
他社製に置き換わることがないようにしてほしい」と訴えた。