空港に長蛇の列。
他のチェックカウンターは空いているのに、一部のカウンターにだけ長蛇の行列ができていた。
東京を中心にした首都圏に暮らす中国人の帰国ラッシュ。
中国人たちは危険な東京から、一刻も早く逃げ出そうとしているのだ。
小さな会社で働く中国人は、中国からのテレワークの許可を社長から得て帰国するという。
また、「10年前の福島原発危機を思い出します。あの時、日本は普段は暮らしやすいけれど、
危機になると、政府が機能不全に陥ることを知りました。
中国は逆で、いろいろ問題がある国ですが、危機になると政府はものすごい力を発揮します。
日本はいま、10年前と同じ状況にみえます。
それで、自分の身は自分で守るため、、中国に一時避難することにしました」と語る男性。
会社で働いていてもマスクを着けていない人が多く、「なぜ付けないのか」と聞くと、
「中国人は大げさなんだよ」と言われたとの声もある。
中国人は、日本より中国の方が安全と帰国しているようだ。
8月2日、武漢で7人の新規感染者が確認された。
武漢は世界で初めてロックダウンを実施した都市だが、この1年3カ月間、
ただの一人の感染者も出さずに抑え込んできた。
それが7人感染したということで、ビッグニュースになった。
そして7人感染で、武漢市政府は直ちに、全市民のPCR検査実施を発令。
全市の医療関係者らを総動員して、24時間体制でPCR検査を行った。
8月5日夜、武漢市政府は記者会見を開き、「すでに903万9000人の検査を行い、
378万人分の結果を確定させた」と発表した。
‘@日本は屁理屈ばかり並べて何もできない。
日本は中国に勝てない。