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​札幌 「第4波」で人工透析患者の感染者半数超が死亡。

118人がコロナ感染 半数超が死亡。


新型コロナ「第4波」で、札幌市では人工透析を受けている患者118人が感染し、

半数余りの53%の人が死亡していた。

ことが市の調べでわかりました。当時はワクチン接種が進んでおらず、

高齢の患者が多く入院していた病院でクラスターが相次いだことが背景にあるが、

保健所によると、透析治療を行う医療機関7か所でクラスターが発生。

長期で入院している患者や通院の患者に感染が広がり、

ほとんどの患者は糖尿病や高血圧などの持病もあるため、重症化のリスクが特に高かったとしている。



日本腎臓学会の調査によりますと、人工透析を受けている患者で。

これまでに新型コロナウイルスに感染したのは、少なくとも全国で2156人いて、

16.7%に当たる361人が亡くなったという。

日本透析医会で対策にあたる菊地勘委員長は「ワクチンの接種が進んでいない40代から50代では、

札幌市と同じ事態が全国のどこでも起きるおそれがある」として強い懸念を示している。

菊地医師は、札幌市で人工透析を受けている高齢の患者が亡くなった割合が特に高かったことについて、

「長期入院の高齢者が多い病院でクラスターが発生するなど、

高齢の透析患者に感染が広がったことが死亡の割合が高くなった原因の1つだと思う」と分析。

ワクチン接種が進んでいる高齢者は今後、同じ事態が起きるのは防げるのではないか、との見方を示した。

その一方で、ワクチンの接種が進んでいない若い世代では、

札幌市と同じ事態が全国のどこでも起きるおそれがあると指摘。