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​岸博幸参与「相手に言質を与えないことが大事」

7月、コロナ禍を巡る「さざ波」発言で辞職した嘉悦大教授の高橋洋一氏(65)と、

入れ替わる形で内閣官房参与に任命された慶応大大学院教授の岸博幸氏(58)。

岸氏は9日放送の読売テレビ「かんさい情報ネットten.」にリモート出演。

菅総理が7月30日の会見で、記者から東京五輪パラリンピックを予定通り開催するかを問われた際に、

チグハグ答弁になった点について、「国会答弁としては100点、国民への説明としては0点だと思います」など発言。



さらに「これが国会答弁なら野党の議員からつっこまれて、いかにすれ違い答弁をして、

答えないで相手に言質を与えないことが大事。

でも会見の場合は国民に説明しなければいけない」などと持論を展開。

「相手に言質を与えないで答えることが大事」であれば、国会の議論は成り立たない。

最初から野党議員(国民)に説明する気がないということだ。

そんなバカなことがまかり通るなら、国会などいらないという話になる。



岸氏は「この答え方は総理に『ダメっすよ』って言いましたから」などと述べていたが、

「ダメ」なのは岸氏も同様だ。だから、岸氏のコメントが分かりづらいのだろう。

都合の悪いことは、はぐらかして答えない。

参与にろくな人間がいないということは、菅総理が無能ということだが、国民にとっては不幸だ。