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​工藤会トップ野村総裁、死刑判決に「生涯、この事後悔するよ」

市民襲撃4事件で殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)の罪に問われた、

特定危険指定暴力団工藤会北九州市)トップで総裁の野村悟被告(74)と、

ナンバー2で会長の田上不美夫被告(65)の判決公判が24日、福岡地裁であった。



野村総裁悟被告(74)は24日午前10時前、黒のスーツ姿で福岡地裁の101号法廷に入ると、

裁判長に一礼。開廷前には補聴器を調整しながら、「(音量を)上げとかないかんですね」とつぶやいた。

「主文宣告を最後にし、判決理由から宣告します」。

証言台の前に立ち、主文後回しを告げる裁判長を、野村総裁は真っすぐ見据えた。

その後、同じく黒のスーツに身を包んだ会長の田上不美夫被告(65)と並び、

弁護人席の前のベンチに着席。



足立勉裁判長は求刑通り野村被告に死刑、田上被告に無期懲役を言い渡した。

両被告は一貫して無罪を主張。

午後4時ごろ、死刑判決を言い渡されると、野村被告は「公正な判断をお願いしたんだけど、

全部追認、追認。こんな裁判あるんか。あんた、生涯、この事後悔するよ」と、

足立勉裁判長に向かって強い口調で発言した。



無期懲役を言い渡された田上被告は「ひどいな、あんた、足立さん」と述べた。

裁判長は2度、「退廷してください」と求めた。