韓国は、軍の輸送機を動員して緻密に計画を立て、米国の協力を得て、
韓国行き希望者を全員移送することに成功した。
これまでアフガニスタンで、韓国政府と協力してきた現地人職員と家族、
未成年の子どもと両親ら378人がパキスタンのイスラマバードから26日午後、
韓国の仁川(インチョン)国際空港に到着した。
韓国・外交部当局者は「希望する人は全員出国した」とし、国内残留や第3国行きを決定した人を除けば、
当初政府が計画した全人員を移送したと明らかにした。
韓国 朴範界法相は、「われわれも戦争で避難したことがあり、国際社会に助けられた。
今はわれわれが助ける時だ」と述べた。
また、法律を改正し、アフガニスタンから特別入国した人のうち希望者には、
長期在留の資格を与える方針を示している。
“ミラクル”という作戦名にふさわしく、成功的な移送という評価を受けている。
米国のウェンディ・ルース・シャーマン国務副長官が22日の会議で解決策を提示した。
米国が取引しているアフガニスタンのバス会社に協力者を乗せ、
そのバスを米軍とタリバンが一緒に守っている検問所を通過させようというのだ。
タリバン基地を通過する際には必ず米軍の承認が必要だが、米軍はタリバンと撤収と関連して、
「米軍が承認する人員に対しては撤収してもいい」という約定を結んだ。
この約定により、バス6台に分乗した韓国行きの協力者らは検問所を通過することができた。
協力者も大使館や病院、KOICA(韓国国際協力団)など自分の属する機関別に十分な連絡網を維持。
米国・防総省合同参謀本部のハンク・テイラー少将は同日、
国防総省とのブリーフィングで韓国政府がアフガニスタン事業再建に協力した助力者を、
国内に受け入れることにしたことに対し、感謝の意を表した。
ドイツは17日、ドイツ人やアフガニスタン人など120人あまりを乗せてカブールを離れた。
オランダやベルギーなども、16日くらいから動いているが、うまくいっていない。
自衛隊が25日頃、のこのこ行って何ができるのだ。遅すぎる!
日本の大使館員はとっくに逃げだしている。