在アフガニスタン日本大使館現地職員が、国外退避が失敗した原因は、
大使館の“準備の遅れ”にあると、話した。
在現地職員:「(7月初旬から)最悪の事態が起きる可能性を、
幹部を含む外交官に何度も進言しましたが、タリバンがカブールを陥落させることはないと言われました」
しかし、その後、このことについて大使館側から「口外しないよう」口止めされたという。
在現地職員:「(大使館側から)現地職員は“声を上げないように”、
特に“メディアと話さないように”と言われています。理由は、分かりませんが…」
1日、現地職員の証言について、外務省・吉田朋之報道官は、
「現時点で、公式にコメントするということは控えたいと思います」とした。