カタール外相は2日、アフガニスタン首都カブールの空港をできるだけ早く再開するため、
タリバンと協力していると明らかにした。
またタリバンに対し、アフガン市民の出国を許すよう要請しているという。
先月31日、米軍のアフガン撤退完了が発表された。
その舞台となった国際空港は現在稼働しておらず、設備の大半が劣化、破壊されている。
カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ外相は、ドーハで行った記者会見で、
「われわれは懸命に努力しており、できるだけ早く空港を稼働できるようにしたいと希望を持っている」
と述べ、「数日のうちに良い知らせが聞けるよう願っている」と、まだ流動的であることを示唆した。
カタールの技術専門家チームは1日、空港の再開について協議するため、飛行機でカブール入り。
米軍撤退以降、同空港に着陸した初の航空便となった。
情報筋によると、カタールは人道支援のための航空便の再開と、人々の移動の自由を確保し、
依然多くの人々が出国を望んでいる、国外退避作戦を再開することなどを目指している。
ムハンマド氏は「アフガニスタン市民に安全な往来と移動の自由を認めるという約束を、
タリバンが果たすことが、非常に重要だ」と述べた。
‘@カタールの支援はありがたいが、タリバンはこれ以上の退避は認めていない。
まだ、先は混沌としている。
仮に、国外退避が認められれば、日本にも朗報だが、そう簡単ではない。
カタールかトルコか。もしくは中国自ら。
中国は思慮しているようだ。
アフガニスタンは北朝鮮になるのか、韓国になるのか。