『サンモニ』8月29日放送分のビデオリサーチの数値(関東地区)は、世帯視聴率14.6%と高いが
20歳から34歳までの女性聴率は0.8%。
中山秀征(54)がキャスターを務める日本テレビの『シューイチ』の場合、世帯視聴率は10.5%ながら
20歳から34歳までの女性視聴率は4.6%。
若い人やスポンサーが歓迎する層の個人視聴率が低いという。
また、関口宏氏(78)が会長を務める芸能プロダクションの所属者が、
コメンテーターを始めとする出演陣に多数存在する。
関口氏の身内が多数いるため、番組内で誰かが問題発言をしようが、関口氏が見過ごすと、
そのままになってしまいがち。
みんな、関口氏に物言えない状況だと指摘。
張本勲氏(81)がスポーツ界の男女差別を助長する発言をしてしまったケースを典型例に出している。
‘@私が知る限り、関口氏は逆に物足りない感じがする。
ほとんど鋭く突っ込まない。
だから時として、誤解を受け、批判を浴びる。
私はそこが良いと感じている。
ほとんどの、報道番組や情報番組はMCの主張が強すぎる。
MCが、「私はこう思うが、後藤はどう思う」と振れば、MCの意見に従うしかない。
それでなくても、力のあるMCには同調して、首を切られないように逆らわない。
ジャーナリストの青木理氏が5日、「サンデーモーニング」に出演。
青木氏は「この番組もそうですけど、永田町はとにかく政局一色。
コロナがどうかって言ったら全然状況が良くなっていない。
国会も開かずに総裁選までは、ほぼ自民党の中は政局一色ですよね」と、
コロナ対応が置き去りにされていると批判。
その上で、「われわれに対しても問われるところなんですけど、
メディア、報道も政局一色になっていっちゃう。
こういう状況で果たしていいんだろうかと」疑問を投げかけた。
関口氏は「非常に耳が痛いところなんですが」と言及。
続けて「政局が動いちゃった以上は、まずはね、政局もお伝えしなきゃならないんでね」と続けた。
今は、国民の声を代弁する、政権批判をする番組が少なく、
番組に注文を付ける人が出られる番組がどれだけあるだろう。
だから視聴率も高いのだ。
もしそうであれば、人気があるのに、局の都合で、番組を終了することの方が余ほど酷い。
お笑い芸人だらけの、誤情報を足れ流す情報番組にしたいのだろうか。