習近平国家主席は9日夜、オンライン方式で、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの、
新興5カ国からなるブリックス(BRICS)第13回サミットに出席。
習主席は、これまでに中国側が100以上の国と国際機関に、
10億回分以上のワクチンと原液を提供していて、通年で20億回分の対外提供に努めると表明。
そのうえで、「『COVAXファシリティ』に1億ドルを寄付し、中国は年内に発展途上国に、
さらに1億回分のワクチンを無償で提供する」と宣言。
王外相は、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相、ブイ・タイン・ソン外相、
カンボジアのプラック・ソコン副首相兼外務国際協力大臣、
シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相、韓国の鄭義溶外相からそれぞれ招待を受け、
9月10日から15日にかけてベトナム、カンボジア、シンガポール、韓国を公式訪問する。
また、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相と共に、
中越二国間協力運営委員会・第13回会合の共同議長を務める。
王外相は、今回の歴訪で、習近平国家主席と4カ国首脳との間の重要な共通認識の実行を後押しし、
新型コロナ対策と開発協力を主軸に、『一帯一路』協力と人類運命共同体の構築を深めていく。
訪韓では、「中韓関係は現在、良好に発展している。
今年と来年は『中韓文化交流年』、来年は中韓国交樹立30周年であり、
両国関係は深化・発展の重要なチャンスを迎えている。
中国は韓国と共に努力し、今回の訪問を通じて両国首脳間の重要な共通認識を実行に移し、
意思疎通を強化し、相互信頼を増進し、協力を深め、友好を固め、
持続的で健全かつ安定した前向きな発展を推進することを望んでいる」とした。