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東京地検、日大・田中理事長を聴取。

日大、田中理事長は、不正疑惑の温床。


日本大学の付属病院の建設工事をめぐる背任事件で、東京地検特捜部は、

日大の田中英寿(ひでとし)理事長(74)を任意で数回事情聴取していた。



特捜部は田中理事長と近い日大理事について、2億円超の資金を外部に流出させ、

日大側に損害を与えた背任容疑で捜査。

大学トップである田中理事長と一連の資金移動の関わりや、

日大内での意思決定過程などについて調べを進めている。

田中理事長は、特捜部の調べに対し、資金流出への関与を否定しているという。



特捜部は、日大本部のほか、東京都内にある田中理事長の自宅や、日大の理事長室などを捜索した。

国内最大規模の大学の不透明な資金の流れについて分析、解明を進めている。

日大医学部付属板橋病院(東京都板橋区)は老朽化のため、日大創立130周年事業として、

建て替え工事が持ち上がり、昨年、20億円超で都内の設計会社が設計業務を請け負った。



この際、日大の関連会社「日本大学事業部」の取締役を務める、日大理事が主導し、

設計会社を通じて、大阪市の医療法人グループの関係先に、

2億円超の資金を移動させた疑いが持たれている。

田中理事は平成20年に理事長に就任。

日本オリンピック委員会(JOC)副会長、国際相撲連盟会長などの要職を務めてきた。