台湾で、中国から攻撃された場合を想定した大規模な軍事演習が実施され、
15日朝、台湾南部の一般道で戦闘機を離着陸させる訓練が行われた。
蔡英文総統も立ち会った。
14日未明の台湾東部では、市街地を戦車や装甲車が走り抜けた。
近くには、コンビニエンスストアなどもあるが、車両は何台も走行し緊張感が漂った。
実弾を使った大規模な軍事訓練は、13日から台湾の陸上や沿岸で実施されている。
中国の習近平政権が台湾統一を目指し、武力行使も辞さない構えで圧力を強める中、
アメリカやヨーロッパ諸国との連携を深める台湾。
蔡英文総統は「世界に対して、台湾が自分たちの家を守る決意を示す時だ」と力強く訴えた。