トヨタ自動車は、直営や系列の販売会社で、アンケートなどに記入された顧客の個人情報を、
本人の同意がないにもかかわらず、別の目的で使うという不適切な対応があったことを明らかにした。
トヨタは、販売会社で同意なく登録された個人情報を基に、
通信機能を使って車の状況確認などができるサービスのIDを顧客に発行していた。
販売店の従業員は、購入者が注文書などに書いた情報を転用していたという。
発表によると、個人情報の目的外の使用が明らかになったのは、
トヨタ自動車の直営や系列の販売会社27社。
顧客がアンケートや車を注文する際の書類に記入した名前や生年月日、住所といった、
個人情報について、本人の同意がないにもかかわらず、
トヨタの会員制ウェブサイトの登録に使用していた。
こうした不適切な対応は5797人分にのぼるという。
8月にも、9つの販売会社で3318人分の個人情報が、
同じように目的外で使われていたことが明らかになっている。
発表済みの分と合わせ計37社、1万260人分に上った。
トヨタは販売会社は、一度不正使用したことが判明したにも関わらず、
継続して個人情報を無断で利用していた。
全然反省していないようだ。大手の天狗体質か。
しかし、個人情報を勝手に使用することは、犯罪行為、重大な問題だ。
マスコミは大手スポンサーに配慮して報道は控えめだ。