寝具が血まみれに。
韓国で12日、あるオンライン掲示板に、
「ファイザー2次の後記」という題名で投稿された文書が話題となっている。
投稿者は「ファイザー2次接種を受けた後、数日間に渡って鼻血がありえないほど出ている。
寝ていても(鼻血が)止まらない」と様子を伝えた。
ティッシュで鼻血を拭き取った様子と寝具に鼻血が大量についている様子を撮影したと思われる写真も添えている。
「1次は異常なかったか」という質問を受けた投稿者は、
「アストラゼネカを受けたが5日ほど調子が悪かった。体温が40度を超えて腕の痛みや足のしびれ、
呼吸困難、頭痛、悪寒があった」と答えた。
続いて「救急室に行ったところ医師は『もともと本来アストラゼネカはこうだ』とし、自分は打たないと言った」と伝えた。
これを見たネットユーザーは「血小板減少性血栓症(TTS)」の可能性を提起した。
‘@血小板減少性血栓症は血小板が減少してアザができやすくなったり、
鼻血が止まりにくくなったりする出血傾向が現れる。
真偽のほどは定かではない。
今年7月、疾病管理庁は公式ホームページを通じて、
ワクチン接種と血小板減少性血栓症に関するソウル大学病院循環器内科の、
ナ・サンフン教授の説明を掲載した。
ナ教授は「最近アデノウイルスベクターを利用したコロナワクチンであるアストラゼネカと、
ヤンセンを使って血小板減少性血栓症の副作用を示す場合がある」と明らかにした。
ナ教授は「特定ワクチンを打つと血小板を破壊することもある一種の自己抗体というものができて、
血小板の数値落ちて出血が生じ、特異部位である脳静脈洞や内蔵静脈のような部位に、
血栓症が同時に発生することが知られている」とし、
「西洋の報告によると、主に女性で、50歳未満で時々発生し、
位置は一般的な静脈血栓症は肺塞栓症や脚に深部静脈血栓症ができるが、
この血小板減少性血栓症は脳静脈洞、そして内蔵静脈という特異部位に多くできることが知られている」と言及。
あわせて「血小板減少性血栓症は早期発見時に治療が可能だ。
症状が出た場合、病院に訪問して検査を受けなければならない」とし、
「後になり血小板が非常に減少し、すでに出血が生じて血栓症がひどいため、
肺や心臓のようなところに負担をかけるようになれば治療が難しい場合もある」と訴えた。