八代弁護士、小躍りして喜ぶも。
共産党の山添拓参院議員(36)は、埼玉県内を走る秩父鉄道の線路に、
昨年11月に無断で立ち入ったとして、16日付で、県警が鉄道営業法違反容疑で書類送検していた。
送検容疑は昨年11月3日午前、埼玉県長瀞町の秩父鉄道の線路内に許可なく立ち入ったというもの。
18日に、山添議員が自らのツイッターで書類送検されたことを明かした。
臨時運転された電気機関車を撮影するためだったと説明。
「軽率な行為だった。反省しています」と謝罪した。
山添議員は「地域の方たちによって道のようになっていたり、
水路に渡し板がかけられたりしていて、通行可能だと思った。約1秒程度で渡った」などと話している。
当日に現場を離れて帰宅しようとした際、警察官から軽犯罪法違反にあたるとの指摘を受けていたという。
山添氏議員は2016年の参院選に東京選挙区から出馬し初当選。
ホームページでは鉄道写真の撮影や登山などが趣味としている。
‘@テレビなどが、こぞって、大々的に報道している。
これで書類送検されたら、撮り鉄の多くは書類送検されなくてはいけない。
しかも、10か月以上前の話。明らかに不自然だ。
山添議員によれば、「地域の方たちによって道のようになっていたり、
水路に渡し板がかけられたりしていて、通行可能だと思った」と述べている。
これが本当だとしたら、地元の人たちも書類送検をしなくてはいけない。
何としても許しがたき共産党への強い圧力が垣間見える。
週刊誌のようなやり方だ。
ネタは持っているが、チャンスを見計らって、ここぞという時に使う。
今回は、「共産党暴力革命」で、自民党与党は分が悪いので、共産党のイメージを悪くするための手段。
それと、自分たちの「バカさ加減」を隠ぺいするために。
加藤官房長官は17日の記者会見で、共産党の「敵の出方論」に立った暴力革命の方針について、
「政府としては変更はないと認識をしている」と重ねて強調した。
その根拠については「公安当局が共産党の各種文献を調査するなどして総合的に判断した」と説明。
上川陽子法相も同日の会見で、「現在においても共産党の方針に変更はないものと認識している」と述べた。
悪質さと馬鹿さ加減には呆れ果てるしかない。
この70年近く、公安調査庁は、共産党の破壊活動を裏付けるような証拠を一切確認しておらず、
警察関係者や自民党の一部でも「無用の長物」「予算の無駄遣い」と冷笑されている。
公安調査庁が年に1度発表している報告書「内外情勢の回顧と展望」
2021年1月の報告書を見ると、「コロナ禍での政策提言などを通じて存在感のアピールに努めた共産党」
というタイトルで始まる。
本文が始まっても「暴力革命」や「破壊活動」に関係する記述は出てこない。
安倍政権は史上最悪の暴政の連続と批判し、その打開のために野党が一致団結しようと呼びかけた。
と書かれている。
中国の大国主義、覇権主義に対する批判を綱領上明確にし、
中国について「社会主義を目指す新しい探究が開始され」た国という規定を削除。
また,大会では、「日本共産党第23回大会」(平成16年〈2004年〉)以来となる綱領改定を行い、
従来から取り組んできたジェンダー平等社会の実現を目指す旨新たに規定し、
女性層に寄り添う姿勢を明確にした。
政府が打ち出した各種政策を捉え、全世帯へのマスク配布や「GoToトラベル」をめぐる対応を批判するとともに、
党独自あるいは他野党と共同で提言や政府に対する申入れを行った。
また、共産党は,党の援助を受け、党幹部も輩出している青年組織・日本民主青年同盟とともに、
各地で生活物資の配布活動を実施し、民青を支え、援助を強めることが重要である」などと同活動を評価。
どこにも、「暴力革命」とか「破壊活動」などとした言葉は出てこない。
むしろ、共産党は、ジェンダー平等社会の実現を目指し、無駄な全世帯へのマスク配布や、
感染を拡大させる「GoToトラベル」をめぐる対応を批判。
中国に関しても批判していると、共産党を賛辞しているようにさえ見て取れる。
共産党は、香港での民主化運動の弾圧、新疆ウイグル自治区やチベット自治区での少数民族への抑圧について、
暴挙を断固糾弾すると述べている。
しかし、自公政権は、憂慮や懸念を表明するにとどまっている。
自民、公明両党は、自分たちの弱腰を、共産党を利用して隠ぺいしようとしているようにさえ見える。
当たり前の話だが、昔と違って、何の根拠もないことを公安が述べると批判の的となる。
それほど公安もバカではない。
与党の政治家は、何の根拠もないことやウソを平気で述べて、無かったことにする。
れいわ新選組の山本太郎代表は、「あの発言は確信犯に近いと思います。
だって今、政治の世界で反社って言ったら、自民党と維新でしょ。」と切って捨てた。