私の提言を受けて、「ひるおび」「深層NEWS」など、民放局が野党を出演させている。
24日「羽鳥慎一モーニングショー」に、野党4党の幹部が生出演。
この日出演したのは、立憲民主党の江田憲司代表代行、共産党の志位和夫委員長、
日本維新の会の片山虎之助共同代表、国民民主党の玉木雄一郎代表。
羽鳥慎一MCが冒頭、「今日は衆議院と参議院合わせて10議席以上ある野党4党の皆さんにお越し頂いています」と説明。
野党共闘で衆院選を戦うとしているが、維新と国民民主は同調していいない。
玉川徹氏が「まとまらなければ与党に勝てない」と訴えたが、玉木代表と片山代表は否定。
特に、玉木代表は頑なに拒んだ。
江田代行は、1994年の自・社。さ政権を持ち出し、「自民党と社会党が手を組んだんですよ」
「多くの政策が一致している国民民主が組めない分けがない」と述べた。
志位委員長も「政党に違いがあるのは当たり前。ダイバーシティーがあっても、
ユニティー(結束)していくという立場が野党は大事だ」とニコヤカにエールを送ったが、
玉木代表は頑なだった。
ちなみに、この時の自民党総裁は、河野大臣の父親、河野洋平議員。河野議員は外務大臣に就いた。
玉川徹氏は「共産党と言う名前を変えた方が良いですよ」と、志位委員長にぶつけた。
志位委員長は「共産党と言う名前の意味と愛着を述べ、変えることはない」意志を語った。
共産党という名前には理想が込められています。元々はラテン語の「コムニス」(共同)に由来し、
人々が角を突き合わせるのでなく、力を合わせて生きていこうということ。
私たちの目指す共産主義は「人間の自由」「人間の解放」が最大の特徴。
名前は大事に使っていきたい。
‘@志位委員長の話は、理解できて、結構、感動した。
こういう場面を定期的に設けるべきだ。国民も理解しやすくなる。
定期的にやれば、またボロも出てくる。
19世紀の社会主義運動で、似ても似つかぬ理論を持ちだし「マルクス主義者だ」と主張。
それを知ったマルクス自身は「それなら私はマルクス主義者ではない」と言い放った。
マルクス主義は、時の権力者に利用され変説された。
マルクスが『資本論』で展開した資本主義分析、その方法に基づいた社会分析は基本的に正しい。
それは、マルクスが、資本主義の根本的な矛盾が、労働力の一方的な商品化にあることを示したからだ。
現実に起きている、資本家による労働力の搾取。
経営側は労働力に対価を支払っても、支払う賃金を超えた価値を生み出すように、
労働者たちを働かせることによって、超過分を無償で取得する。
その最たる者が、ワタミの渡邉美樹社長。
この超過分(剰余価値)が会社や経営者の利潤の源となる。
土地所有者が貸した土地に対して得る地代、銀行が貸し付けた資金に対して得る利子、
株主に支払われる配当金などは、この剰余価値から支払われる。
本来なら、労働超過分も支払った残りを、その他に振り分けるのが本筋。
だから、資本家は、マルクスを目の敵にして、悪とし、完全否定する。
その最たるものが『アベノミクス』。力のある者だけが富を得、そうでないものはますます貧困になる。
私は共産党支援者でも、マルクス主義者でもない。