麻生大臣は4日の会見で、黒田東彦総裁に以前、
政府と日本銀行が掲げる2%物価目標の引き下げを提案したことがあると明らかにした。
黒田総裁は提案に同意しなかったという。
「2%にしたいというのを黒田総裁とやり始めたときから、総裁には、
石油がこれだけ下がったら2%にはなかなかいきませんよと。どこかで引き下げないと、と言った」
「(総裁は)目標として、これできるだけ、やれるだけやってみます、
金融の方では、ということで言われたんですけど、なかなか2%というのにはいかなかった」
「もうちょっと冷めて、時間をかけて検証してみないといかんということでしょうな」
と、財務大臣として最後の記者会見で暴露した。
‘@黒田総裁が反対したと麻生前大臣は述べるが、安倍前総理が2%を掲げて降ろさなかった。
黒田総裁を通して、拘り過ぎた安倍総理を非難しているのだ。