次期衆院選をめぐって、東京8区から出馬表明していた、れいわの山本太郎代表は11日、
出馬を取りやめることを明らかにした。
同時に立憲民主党からの要請だったと説明。
れいわはこの日、神奈川県内で街頭演説後その場で記者会見を開き、
やりとりの録音があると暴露。
「反論してもいいですが、その時は泥沼です」と訴えた。
山本代表が東京8区から出馬する宣言、野党統一候補になるといきなり表明した形になり、
寝耳に水の他の野党候補の支援者たちが反対の声を上げた。
山本代表の説明によると、同区からの出馬を持ちかけてきたのは立民。
2019年11月に立民から「候補者を降ろすこともやぶさかではない」と、
立民の吉田晴美候補予定者を取り下げると話してきたという。
もっともその時は、政策面で共闘できる状況にはなかったため話は進まなかったという。
しかし、21年になって立民が消費税5%への引き下げを掲げたことをきっかけに、
再び立民からの呼び掛けで話し合いに。
立民は吉田氏と念書を交わしたと説明、山本代表が同区の統一候補になる話がまとまっていったと言う。
8日の出馬表明も立民の了承を得て行われたと山本代表は主張。
枝野代表が「困惑している」と対応したことについて、
「枝野氏はまるで山本というエイリアンがやってきたみたいなテイなんですよ。おかしくないですか」
「エイリアンが現れたから譲るしかなかったというストーリーに私は困惑です」と訴えた。
山本代表は立民とのやりとりの録音があると明かし、
「反論してもいいですが、その時は泥沼です。それは避けたい。墓場まで持っていきたい。
これで終わりにしましょう。ここからもう1回、新しく踏み出そう。社会を変えるために!」と述べ、
この話題は終わらせたい意向を示した。
‘@終わらしたいのなら、この発表をする前に一度、枝野代表と話し合うべきだった。
墓場まで持っていくと言いながら、ほとんど暴露して、録音もあると、全ては立民が悪いんだと言い切っている。
自分は全く悪くないと主張しているだけだ。
何を墓場まで持っていくのか。誰が言ったのか。
支持者は暗鬼になり、有権者は疑心を持つ。
山本代表は自身の名誉を守りたかったのだろうが、自己中過ぎる。
共闘しようとしているのに、なぜ、話し合いができないのか。
山本代表は子供の部分が抜けないようだ。そこが魅力で多くの人が支援しているのだろうが、
上に立ちまとめる政治家にはなれない。今の彼の現状の立ち位置が端的に表している。
市民運動の代表でしかない。与党の思う壺だ。
枝野代表はどう説明するのか。
枝野代表にも名誉がある。内心婚約破棄だろうが、ここは目的を果たす為に大同につく。
有権者が納得する説明が出来るのか。大人の対応が出来るのか。
それとも、墓場まで持っていくで終わらせるのか。