飯塚幸三受刑者が収監にあたってコメントを出した。
先日の裁判の判決に従い、東京地方検察庁から呼び出しがあり、本日、収監されることになりました。
この度の刑事裁判では、事故当時の私には踏み間違いの記憶がなかったため、
被害者とそのご親族の方々に心苦しくも無罪を主張させて頂きましたが、
提出された証拠及び判決文を読み、
暴走は私の勘違いによる過失でブレーキとアクセルを間違えた結果だったのだと理解し、
控訴はしないことにいたしました。
亡くなられた松永真菜様・莉子様のご家族ご親族様と、お怪我をされた被害者の方々には深くお詫び申し上げます。
私の過失を反省するため刑に服してまいりたいと思っております。
また、この事故で多くの方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
‘@多くの人が、飯塚受刑者が嘘を付いていると思っている。
先日も記したが、行ったことは許しがたいことなので、飯塚受刑者を擁護するつもりは毛頭ないが、
本当にそう思っていたのかもしれない。
年齢的にも十分あり得る。
頭はそれなりにしっかりしていても、体の方は年齢を隠せない。
ましてや普通の人より不自由だ。
本人の頭ではブレーキを踏んだが、足はアクセルを踏んでいた。
しかし、本人はブレーキを踏んだと信じ込んでいる。
咄嗟のことで事故になっているから、確認できていない可能性はある。
それは、頭のいい人ほど在りがちだ。
私に限って、そんなことする筈がない。
その思い込みは、年齢を重ねるごとに強くなる。
嘘を付いていたら、ここで認めるのも不自然だ。
刑が確定する前に認めた方が、心証は良い。
そして、刑が確定したのだから貫き通すだろう。
しかし、法律という自分よりも上が判決したものを読んで、
納得したのは事実かも知れない。
「お上が言うことに間違いはない」この年代の人は意外とそういうもので、官僚なら尚更だ。
穿った見方をすれば、出所する前に罪を認めておこう。
私は、早くに出てくると推測する。