政治・経済、疑問に思うこと!

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​子どもの自殺 初の400人超。

不登校も19万人以上で過去最多。


文部科学省は、全国の小中学校と高校、それに特別支援学校を対象に、

不登校やいじめ、自殺などの状況を毎年調査していて、13日、昨年度の結果を公表しました。

昨年度、自殺した児童や生徒は初めて400人を超え、小中学生の不登校は19万人以上と、

いずれも過去最多。

調査した文部科学省は「極めて憂慮すべき結果で、

コロナ禍による環境変化が大きな影響を与えていることがうかがえる」として、

SOSを発信しやすい取り組みが重要だとしている。



自殺者の増加は極めて憂慮すべき状況で、この10年で2.7倍に増加している。

今回の調査では、自殺した415人の児童生徒の置かれていた状況を複数回答で聞いているが、

最も多かったのは「不明」の218人で全体の半数を超えた。

このほかでは

「家庭の不和」が53人

うつ病などの精神障害で治療中」が46人

「進路の問題」が44人

「父母などの叱責」が33人

世の中に価値がないなどと悩む「えん世」が22人

「学業不振」が20人となっているほか

「いじめ」が12人。

警察庁の調査では、昨年度は暫定で500人を超えていて、

学校や教育委員会が把握していない事例がさらにあるとみられている。

8年連続で増え続け、19万6000人余りと過去最多となった小中学生の不登校

不登校の要因 「無気力・不安」が最多に。

調査で「主たる要因」を聞いたところ

最も多かったのは小中学生ともに「無気力・不安」で、前の年度より7ポイント高くなって47%に、

続いて「生活リズムの乱れなど」が、前の年度より3ポイント高くなり12%でした。



「いじめを除く友人関係を巡る問題」は、前の年度より4ポイント余り減って11%に。

欠席日数が年間90日以上の小中学生は10万7000人余りと55%を占め、長期に及ぶケースが多くなっている。

‘@自殺者は、この10年で2.7倍に増加。

不登校も8年連続で増加。

コロナ禍以前から増加の一途。

政権の、票にならない、金にならない、興味の無いことは無視されている。

「治療中」48人も、その原因は何なのか。

「えん世」になった原因は何なのか。

「不明」が全体の半数超。

3分の2くらいはハッキリとした原因が分かっていない。

原因を解明して対応に当たらなければ、減少していかない。

真剣に向き合うべきだ。




子どもたちの相談先一覧

学校や家がつらくなったり、悩みや不安を感じたら電話やチャットで気軽に相談できる窓口があります。

1人で苦しまず、ぜひ話をしてみてください。

厚生労働省がまとめているSNSやチャットなどで相談を行っている団体の一覧です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_sns.html

また、電話などで相談を受け付けているのは、以下の連絡先です。

「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310
https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm

「子どもの人権110番」0120-007-110
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html

「チャイルドライン」0120-99-7777
https://childline.or.jp/

いのちの電話の相談」0120-783-556
https://www.inochinodenwa.org/

一般社団法人日本臨床心理士会、一般社団法人日本公認心理師協会
「新型コロナこころの健康相談電話」050-3628-5672