政治・経済、疑問に思うこと!

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​甘利幹事長、甘利にもデタラメ過ぎる。

NHK日曜討論で甘利幹事長は、

「ここにある世界を席巻しているスマホも、3Dプリンター量子コンピュータも全部、日本の発明です」

と、トンデモ発言



1980年 ポール・ベニオフが量子チューリングマシンが理論上可能であることを示す。

1982年 ファイマンが量子力学を使ったコンピュータを提案。

2011年 D-Wave社(カナダ)が世界初の商用量子コンピュータD-Wave Oneを発表。

1971年、Johannes F Gottwaldは Liquid Metal Recorder (US3596285A)の特許を取得した。

これは、ラピッドプロトタイピングとパターンの制御された、

オンデマンド製造を備えた3Dプリンティングを記述した最初の特許であると考えられている。

1974年、デビッド・E・H・ジョーンズは、雑誌「ニューサイエンティスト」で3Dプリントの概念を示した。

1980年、名古屋市工業研究所にて小玉秀男氏が光造形法を発明。

樹脂の3次元構造体を製作する方法で、同氏はこれをXYZプロッタと名付けて特許を出願。

1981年11月10日に公開された。1981年の4月と11月に学術論文として発表されたが、

発表に対する反響はなく、 研究室での評価も低く、上司も関心を示さなかった。

研究費は年間6万円しかなかった。

出願した特許は小玉氏が審査請求を忘れたままに留学、その間に失効した。

審査請求権が失効した1987年にアメリカのチャック・ハル氏が3Dプリンターの基本特許を取得。

世界最大の3Dプリンターの会社である「3D Systems」を創業。

ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎博士と同じような構図だ。



スマートフォンの始まりは、1992(平成4)年。アメリカのラスベガスで開催された、

コンピュータ産業のトレードショーに登場したIBM社製のもの。

2年後の1994年にタッチパネルを搭載した「IBM Simon」が一般向けに発売さた。

この「Simon」が、世界初のスマートフォンであったと言われている。

この時点では「スマートフォン」という名称は存在せず、

1996年にフィンランドNokia社が発売した携帯電話「Nokia 9000 Communicator」を、

スマートフォン」と呼んだのが名称の起源とされている。

1999年には、日本のNTTドコモが「iモード」と呼ばれる、独自のモバイルインターネットプラットフォームを展開。

現在のスマートフォン向けの機能やサービスを先取りしていたが、様々な規格で独自性を打ち出した影響で、

日本以外での浸透には至らず、「ガラパゴスケータイ」と呼ばれた。

ちなみに、「スマホ」という表現は、2007年に「iPhone」が発売された際、パソコン雑誌の「週刊アスキー」が、
スマートフォンを「スマホ」と略して掲載したのが最初と言われている。

そういう意味では「スマホ」の言葉の発明は日本ということになるが。笑笑笑

もちろん「スマホ」は海外では通じない。



‘@甘利幹事長の頭はどうなっているのか。

与党の力を持つ人間が、平気で訳の分からないことを述べる。

その頭で政治をするのだから、政治・政策が混乱するのは当然だ。

だから「あっせん利得疑惑」も、説明すると言いながら説明しないのも、彼の中では完結しているのだ。

恐ろしい話だ。