丸山穂高氏は衆院選に不出馬を表明。
丸山氏は17日、ツイッターで靖国神社を参拝して離職を報告したと明かし、
「心から、国やすからんことを」などとつづた。
これに対し東国原英夫氏が「丸山穂高が靖国参拝という報道。
靖国神社は祖国の為に散華された英霊に尊崇の念を表し、
戦没者の方々に哀悼の誠を捧げる場所。且つ平和の尊さや不戦の誓いを新たにする処」と指摘。
「ロシアとの戦争肯定者や戦争推進者が行く場所では無い」と断じた。
‘@東氏の述べていることは真逆だ。
靖国神社は戦争を美化する神社だから、丸山氏こそ参るような神社だ。
明治政府によって建立された靖国神社は、国家の宗教施設であり,国家の軍事施設であった。
戦争による犠牲者を、国民にたいして犠牲者であり悲劇であるとすることなく、
逆に戦争で死ぬことが、光栄であり名誉であると考えさせるようにしむけた施設が靖国神社。
靖国神社は,戦没者を英霊として顕彰した。
戦死を美化し、戦時中、多くの日本軍人が「(死後に)靖国で会おう」と約束して戦没した。
要するに、靖国に祀られることで、その死に尊い意味があるとした。
そして、多くの国民が無謀な戦争で犠牲となった。
それをいまだ美化し、正当化しているのが靖国神社だ。
「A級戦犯合祀」とか「内政干渉」とか、そういう問題ではなく、
軍歌を流し、東京裁判で判決がくだされたA級戦犯の写真が、「靖国の神々」として展示してある。
遊就館には英霊の写真はあっても、日本が攻め入った国や戦争の悲惨な状況を訴えるものは無い。
反省をし、不戦を誓うのなら、反省材料も展示すべきだ。
日本の植民地支配への抵抗を「排日」「テロ」だと表現。
戦争を一方的な美談に仕立て上げているようにしか見えない。
その意図を持った神社を参拝するということは、同意するということだ。