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群馬大、入院乳児10人顔色が青白に。

群馬大病院(前橋市)は20日、入院中の乳児10人が、

赤血球の酸素運搬能力が失われるメトヘモグロビン血症を発症したと発表。

ミルクに使った井戸水から高濃度の窒素化合物が検出されている。

同大によると、19日午後、新生児集中治療室に入院中の乳児の顔色が青白いことに、

看護師が気付き、血液検査して判明した。

蛇口から採取した水から、最大で基準値の約1万2000倍となる、

1リットル当たり490ミリグラムの亜硝酸態窒素が検出された。 

全員命に別条はなく、快方に向かっているという。



‘@一歩間違えれば大変なことになっていた。

災害などにも備えるため、井戸水を使用する病院はあるようだが、検査体制が脆弱なようだ。


日々の流れのなかで、お座なりになりそうだが、これを機に水に対して、もう少し神経をとがらせるべきだ。

メトヘモグロビン血症は特に乳幼児がかかりやすい病気で、血液が酸素を運ぶ能力が低下することにより、、

チアノーゼ、頭痛、呼吸障害を起こし、死亡することもある。

これを防止するために、飲料水では亜硝酸性窒素が0.04mg/L以下、

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が10mg/L以下と水質基準が定められた。

窒素自体は無害で安全な物質だが、窒素化合物は健康被害の原因になる物質で、

長年にわたり、地下水から環境基準を超える濃度で検出されていることが問題となっている。

原因は、農地での過剰な肥料の使用、不適切な家畜排せつ物及び生活排水の処理などが問題とされている。